美容整形と美容外科、形成外科の違いがよくわからないという人も多いと思われます。見た目を綺麗にするだけではなく、身体の健康や機能を高めることができ健康保険が適応することのできるのが形成外科で、欠損部分などがなく自分の美意識に基づいて見た目を綺麗にするのが美容整形、美容外科になります。美容整形と美容外科は言葉が違っているだけで治療の内容が異なっているわけではないのです。美容を目的としている場合、目に対しては目を大きくしたり二重にしたりなどの治療が行なわれるのに対し、形成外科では眼瞼下垂やドライアイ、逆さまつげを治すなどの治療が行なわれます。
胸の場合は、胸が小さいのを大きくするための手術をする、乳がんなどで失われた乳房を取り戻すための乳房再建手術を行なうなどの違いが出てきます。ほかにも美容外科では、脂肪を吸引したり、ワキや腕、足などの気にある部分のムダ毛を脱毛する、シワやシミ、ニキビやアザなどのスキンケアを行なうほか、多汗症やわきがの治療などが行なわれています。機能的にも問題ない部分をわざわざ治療するのかというと、綺麗になる治療をすることによって、長年のコンプレックスが解消されたり、気分が良くなるなど毎日楽しく過ごすことへの力となるのです。コンプレックスが改善することによって生活の質が変わり、オシャレへの興味がわく、アンチエイジング効果や心のゆとりになるなどの内面的にケアすることができるようになるのです。